映画 キングスマン ゴールデンサークル
楽しかったです。けど、ちょっと悲しいところも…。
今回、キングスマンが壊滅状態になってしまうところから始まるのですが、えらいあっさり片付けるなぁ…と笑
この潔さがすごい。
エグジーも、すっかりスーツ姿が板についちゃって。
映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』公式サイト 大ヒット上映中!
もうなんといっても、ジュリアン・ムーアが良かったですね。
そこまでやりますか、と。
ハリーもそうきましたか…顔つきがしゅっと変わるところ、お見事でした。
二人のガラハッドも、そしてウイスキー(投げ縄!)も良かったですが、ジンジャーがかわいくてー。
冒頭から、えっ何が起こってるのねぇなんなのなんなの、感は1作めと同じでした。
バンバン展開するので、どうしてハリーがアレに気づいたのかとか、なんでコードが必要なのかとか、ちょっと置いてかれたところがありました。もしかしてカットシーンがあるのかもですが…私がついていけなかっただけのような気もします。
あと、あのフリからマーリンは残念すぎる。大好きなマーリン……。
そして、残念すぎるテキーラ!笑
そしてそして、エルトン・ジョンのさすがの存在感。
機械のわんこたちが「お友だち」って認識するところが笑えた。
アクションは相変わらずキレキレで、あの目の回りそうな撮り方は大好き。
二日酔いでは見ないほうがいいかもしれません。
まだ続けられそうな気もするし、そうでもないような気もする終わり方でした。
イギリスとアメリカのエージェントたちの違い、組織の違いも面白かった。
優劣の問題ではなくて、ただ違う、というやつで。
麻薬問題への問いかけも興味深かった。これは映画ならではだと思います。
なんせ楽しい!
エグい!
カッコいい!
続けられそうな気もするし、そうでもないような気もする終わり方でした。
とにかく、スパイ映画の楽しさいっぱいの作品です。
前作を見ていなくても多分大丈夫だと思いますが、見ておいたほうが絶対楽しめます。
JBは犬の名前で、それがどこから来ているのか、ぜひ知ってほしい…笑
映画 オリエント急行殺人事件
これ、もうネタバレにもならないぐらい有名な話ですが、一応書かないでおきますね。
外見はりっぱで(ひげもすごい)、デビット・スーシェに慣れていると「んんん」という気にもなりますが、まぁそれ自体はそんなもの、と思えます。
なんというか、ものすごい派手な映画でした。
最初にダンサーという人が突然武闘(not 舞踏)を始めた時はびっくりしました。あれはなんだったのかしら。もう原作読んだのがずいぶん前なので誰なのかもよくわからず、ぽかーんとなりました。あの方がポルーニンなのね。美しい身のこなしですが、すごい派手。
まず登場人物の造形として、ポアロが格闘しちゃったり怒鳴ったりしちゃったりして、「???」というところがありました。原作に寄せなきゃ駄目というものでもないし、おもしろい作りにしようとしていたのだろうとは思います。
オリエント急行に乗り合わせた容疑者は、人によってはあんまり出てこなくてもったいない。
また、展開が早いからか、ご都合主義みたいなたたまれ方に見えました(その人の過去どうやって調べたの?みたいなところがいくつか)。もうストーリーがあまりにも有名なので、そのへんは割愛したのかもしれないですね。
とはいえなんせ、やっぱり俳優陣が豪華だから、それで画面はもつんだなぁと。最後の晩餐みたいなシーンもとにかく豪華でしたね。
あと、ちょっと舞台っぽいかんじかな。大げさというのか、そんなに大声で言わんでもみたいな。
これ一本としてみれば、楽しんでください!のサービス精神満点の映画だったと思います。
原作への思い入れが強い方は、「あれも違う」「これも違う」「こんなのポアロじゃない」「ナイルではまだ死んでない」となると思いますが、そういうのも含めて楽しめる方は格闘も辞さない新しいポアロが見られて楽しいのではないでしょうか。
私はジョニー・デップ好きなのですが、なんか嫌な顔になってきたなぁと心配しています。役のせいだけじゃない気がしましてな…。
新装版が出ています。
お題2017年のイチ推し
一番良かった、というのは難しいなぁ。
なんでしょう。『ベイビー・ドライバー』かな。
一番「良かった」というわけではないけど、とても印象的だった映画。
本当に色彩の美しい作品。でも、ちょっと不吉な感じ。きれいで鮮やかすぎて。
ばりばり現実のファッション世界の話ですが、おとぎ話みたい。
映画オールタイムベストテン:2017
ワッシュさんの企画
映画オールタイムベストテン:2017 - 男の魂に火をつけろ!
に参加します。
はじめまして。投票します。
順不同(カナ順)です。
アデル、ブルーは熱い色(2013)
カティンの森(2007)
キングスマン(2014)
スリーピー・ホロウ(1999)
第9地区(2009)
タクシードライバー(1976)
パシフィック・リム(2013)
ベイビー・ドライバー(2017)
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)
よろしくお願いしますー。
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●アデル、ブルーは熱い色(2013)
主役2人がすごい。喧嘩(というか、レア・セドゥが激怒してアデルが泣いて謝っているところ)のシーンは2人とも本気としか思えない。
ラストシーンがすごく悲しいけれどとてもきれい。
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●カティンの森(2007)
言葉が出ない。静かな怒り。
●キングスマン(2014)
とにかく楽しかった。JBの名前の由来を訊かれるシーンが好き。
●スリーピー・ホロウ(1999)
青白いジョニー・デップが好き。
しかし実はクリストファー・ウォーケンが怖くて渋い。
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●第9地区(2009)
エビ。というかゴ……。
●タクシードライバー(1976)
咳をしても一人。
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●パシフィック・リム(2013)
チェルノは反則だと思う。歩く原子炉(かわいい)。複雑な感情を覚える。
●ベイビー・ドライバー(2017)
最初と最後の印象が全然違う。でも、心にストンと来た。
●マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)
フュリオサ姐さん。
●ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)
トムのビルのぼり。 めっちゃ足速そう。
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<迷ってやめたことの記録>
○シン・ゴジラ(2016)
蒲田くん。
天才とは……。
○パンズ・ラビリンス(2006)
監督によるとハッピーエンドらしいのですが…なんとも複雑な気持ちになる。
○イングロリアス・バスターズ(2009)
クリストフ・ヴァルツ先生。
○チャーリーとチョコレート工場(2005)
白塗りジョニー。
全然勧めないけどこれはまじですごいと思った映画。
映画…なのか…?
映画 スクランブル
車が好きな人なら楽しくて仕方ないんだろうなと思いました。
ストーリーは、マフィアのドンが落札したものと知らず、ブガッティ(高級車。4100万ドル)を盗んでしまったフォスター兄弟が、そのマフィアに捕まり難しい仕事(高級車泥棒)をさせられる、という話。
私はたいして車好きでもないし、そんなに…といったかんじ。もう一回ベイビー・ドライバー見たほうが良かったと思ったぐらい。予告編のほうが面白かった。
頭脳戦、どんでん返し、みたいな触れ込みだったから期待して行ったけど、なんのことはない。
大味だし、敵が口ほどにもなくアホで話にならないし、車ってキー差しっぱなしで保管してるものなの?とかよくわからないし。カーアクションも、全然悪くないんだけど、なんというかチキチキマシンみたいだった。ベイビー・ドライバー見た後だからかなぁ。
どの登場人物もたいして魅力的に思えず、仕事につけ恋につけ、ちっとも応援する気にならず。
だってこの人たち、本当にただの車泥棒なんだもん。しかもけっこうたくさん殺してる。それはまぁ、映画は倫理的でなくてもいいんだろうけど、軽すぎてしっくり来ない!
それに、アメリカのガキがヨーロッパのおっさんを出し抜く、という構図もちょっとテンプレすぎてほとんど不愉快だった。
良かったところは、マルセイユの景色。スコット・イーストウッド、目をちょっとすがめたときがお父さんにそっくり。
あと、いかにもフランスのチンピラっぽいローランも良かった。
車が好きならどうぞ。
なぜ邦題スクランブルにしたんだろう。
映画 ベイビードライバー
ベイビードライバーを見ました。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやキングスマンが好きなら、とどこかで読んで、はいスキスキーと思って。
オープニングのカーチェイスがすごい楽しかった。
ベイビーが童顔にサングラスかけてるのが可愛いし、デボラも可愛い。
ずーっと鳴りっぱなしの音楽(ベイビーが聴いてる音楽)と、それにリンクするドアの開くタイミング、発砲や爆発のタイミング、歩調からなにからすごく楽しかった。緊迫している場面でもちゃんとリンクしていて、余計に緊張が高まるという…。
で、前半はスカッと楽しかったです。カメラの動きが激しくて若干酔いそうでしたが、まあなんとか。
後半はけっこう複雑な思いでみていました。ずっとハラハラしていました。
ボーイミーツガールの、ベイビーが立ち直り大人になる話で、いわゆるヒーロームービーやケイパーものとは違っているかもですが、納得できるラストだった。
それにしてもバッツが怖いし、バディもほとんどホラーだよ…。ドクの存在感もさすがだし、このへんは役者がすばらしかったです。
洋楽はほとんど知らない私ですが、音楽も楽しめました。
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ジョジョ映画のはじめのほう見てみた
ジョジョ映画はじめの13分ぐらいがYouTubeで公開されたというので、見てみた。
https://youtu.be/68wL0e8JQhk
あの町並みに学生服が歩いているのにはものすごい違和感があった。
スペインでロケしたという話で、町並み自体はとてもいいんだけど、不良とか交番とかが浮きまくっている。あの町にあんな学校はないと思う。
あと、康一が高校生に見えなくて、二度見した笑
とはいえ、全体的な(といっても最初だけだけど)雰囲気は思ってたより悪くなかったです。
スタンド、けっこうかっこよかった。
けど、なんとなく小さくないですか?
多分役者さんが小さいんだと思う。
だったら、スタンドだけでももうちょっとサイズあげてもよかったんじゃないかなーなんて。
私が持っているジョジョ(ジョースター家の人々)のイメージって、大きくて、画面一杯の迫力があるかんじなんですけど、映画版はちょっと線が細いというか、キレイすぎる気がした。
あなた喧嘩したことないんじゃないの?という、おとなしそうな好青年に見えました。
それと、そら髪形変って言われるわ!という気もした。
承太郎も、ちょっとおっさんすぎるというか、いや仗助からすればおっさんなんでしょうけど、なんというか…渋すぎる。
あの格好も、忠実だなとは思ったけど、本当にやるとちょっと変だよねというか、なんかこういうこというと意地悪みたいですが、もうちょっとなんとかならないのかな…(葛藤)
キャストはまあ、見てるうちに慣れるんじゃないかなという気もします。慣れるしかないよね…。
最後まで見てないのでなんとも言えないけど、わりとしっかり作ってありそうだな、という印象を持ちました。
映画館で見るかどうかは別問題ですが。
どうせならイギーの映画撮ればいいのに。
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ちなみに三部が一番好き。こんなのあるのね。
集英社の売り込み方がすごい。
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