ときたら、すぐに続きが出てくるのではないでしょうか。
わたくしと同年代の方々は。
WBCのときにものすごく久しぶりに耳にしました。
稲葉さんの声で。
アニメ「タッチ」の主題歌として流れているのを聞いて、まあ、それはアニメの放送のたびに流れますから何度も聞きますし、耳に残るメロディーで、その頃おそらく私は小学生だったと思うのですが、ちょっと大人っぽいかんじもして、それでずっと記憶に残っていたのでしょう。
そして大人になればなったで、懐かしいけれど古びすぎず、B'z(稲葉さん)のキッチュな側面と合ったのかもです。
今WBCのテーマに採用されるところを見ると、野球ファンの想定年齢層がわかるっちゃわかる。
とはいえ、歌だけ聞いていたら野球の要素はゼロですよね。
なので、「タッチ」が野球漫画だと知らない方からすると、「なんで?」なチョイスかもしれません。
アニメを見ていた頃は、この歌の「あなた」はたっちゃんで、視点人物はみなみちゃんだと思っていました。
オープニングの映像がそんなふうだったのではないかと思います。
でも、よく考えてみたら二人はそんな関係ではないですよね。たぶん。
たぶん、というのは実はお話自体はあんまり覚えておらず、漫画もほとんど読んでいない。
<私がタッチについて知っていること>
* たっちゃんとかっちゃんという双子と、みなみちゃんが出てくる
* たっちゃんとかっちゃんは野球をしている高校生で、みなみちゃんは野球部のマネージャーで新体操選手
* かっちゃんは事故に合う。それでどうなったかも知っている(たっちゃんは、かっちゃんの事故のあとに真面目に野球をやり始めたのだったかもしれない)
* たっちゃんはピッチャー
*「たっちゃん、みなみを甲子園に連れてって」(うろ覚え)
* 結局甲子園に行ったのかどうかは知らない
* たっちゃんは三ツ矢雄二、みなみちゃんは日高のり子
* サンデーに連載されていた
* ゲーム化(ファミコン)されたが、クソゲーの呼び声高い
というわけで、特に一生懸命見ていなかったのです。
なんでかというと、私、もひとつあだち充作品の良さがよくわからないというか、ラムちゃんが可愛いというか……そういうかんじです。
でもまあ、たっちゃんとみなみちゃんはお互い好きなんだろうな、というのはなんとなくわかっていて、オープニングもそんな雰囲気というか、少なくとも当時の私はそう解釈していたのだと思います。
で、二人の関係と歌の中の「あなた」と「わたし」の関係を比べてみると、やっぱりちょっとズレているような気もする。
これ、一秒真剣な目をした「あなた」は、何かを言おうとしていて、「わたし」はそこから何も聞けなくなる、と言っていますが、子どもの頃の私は、たっちゃんがみなみちゃんに「好き」って告白しようとしていて、みなみちゃんがキャッてなって恥ずかしくて聞けないのだろうと思っていました。高校生の切ないがポジティブというのか幸福な恋愛だと思っていたんですね。たぶんね。
あれから40年ぐらい(ぎええ)。
稲葉声で聞くと、「あなた」は別れ話をしようとしているんじゃないかという疑惑が……笑
二人はすれ違って淋しい、というのがこの歌のおおまかなところなので、今さら「好きです」とか言いそうな雰囲気ではなさそうです。
そもそもこの歌の「わたし」がみなみちゃんで「あなた」がたっちゃんなのかどうかもわからない(たぶん違う)ですが、子どもの頃は、「タッチ」の歌なのだから「タッチ」の人々のことを歌ってるんだろうって特に疑問を持っていなかったと思います。
それにしても、この歌の「わたし」ってすごい寂しがりですね。
それにしても、「星屑ロンリネス」ってすごいセンスというか、きらきらしているのに寂しいって、すごい、すごい、なんか青春(語彙力)。
ずっと淋しい淋しい言ってるのに、最後「悲しみに こんにちは」と急にサガン。おしゃれですね。「悲しみよこんにちは」読んだけど忘れてしまったな。どんな話だったっけ。
とかいろいろ思い、1番よりまたさらに久しぶりに2番を聞いたわけですけど、「青春はね 心のあざ 知りすぎてるあなたに 思いはからまわり」って言ってますから、「あなた」はそこそこ恋愛経験がありそうですよね笑
で、稲葉ボイスで聞いているうち、別れ話なのかもなぁと思うに至ったわけです。
まあ、もしかしたら、おしゃれっぽい青春時代の恋愛的ななにかを歌ったもので、ストーリーではないのかもしれないです。
でも、どちらだとしても、「青春時代のなにか」を想起させて甘酸っぱい気持ちにさせてくれます(実際の記憶はないんだが)。
それにしても、えらい寂しがりなので心配になりますね(二回目)。




