ラグビーW杯を見ている
ラグビーをみています。
ワールドカップになって見始める、いわゆるニワカってやつです。
今朝も早起きして、準決勝を見ました。
それにしてもこの時間、きつい。
今日はアルゼンチン対ニュージーランドで、やっぱりニュージーランド強いなぁという試合でした。アルゼンチンも強いけど、今日は特に後半重たい感じでしたね。
私ね、カレーライスみたいな名前で有名(?)な、マテオ・カレーラスくんを応援していました。この選手はまだ若いウィングで、日本戦でハットトリック(ってラグビーにもあるんですね。まあ、トライ3回ってすごいよね)しました。めっちゃ速いんですよ。今日はトライには至らなかったですけども、ときどきキラッと輝いてくれました。
「待てよ!カレーライス」って……笑(この記事は、日本VSアルゼンチン戦の試合中の記事みたい)
それはともかく、ニュージーランドのチームの展開って、こう、
ビッシイイイィィッ(←ジョジョ文字)
みたいな、すごく硬質な感じがするんですね。そこは日本はもうちょっとふわっとしているように見えました。だからどっちがいいとかはよくわからないし、言い表し難い雰囲気ですが。
あとね、同じ人数と思えないんですよね。
日本チームは、次パス出す先がいないって感じることがときどきあって、それは何人か飛ばしてパスするからなのかもですけど、すぐ端っこにきて次の人おらんみたいになってたように見えたんですけど、ニュージランドのチームって何人いるの? てぐらい、次から次からボールがつながる。経験者によると、倒れてもすぐ立ち上がって戻るから、だそうです。
(今回、ニュージーランドVS日本はなかったから、別々の試合を見た感じ、です)
■ぼくの思う「これわかればだいたい大丈夫」
周りの人にラグビー見てるか尋ねてみたんですけど、ルールがわからない、とのことでした。私もそんなに深く理解していないし、ポジションもなんとか言えるかもしれんというような程度だけども、めちゃめちゃ楽しんでいます。
なので、「私ぐらいの理解」をまとめてみます。
このぐらいわかってればだいたい楽しめます。たぶん。しらんけど。
私の思うラグビーのルールは、わりとシンプル。
なんとかして敵陣奥に進んでいく。
投げても蹴ってもいい。ボールを。人を投げたり蹴ったりしたらダメ(そらそうだ)。
ボールが最前線。
倒れたらボール離す。
これ。
ボールより前でプレーしたらダメ。
倒れているのにボールにかかわったらダメ。
ボール持ってない人にタックルしたり、ボールでなく、ムカつくしどついたろって選手を狙ったり、ふつうにあかんわな、みたいのもダメ。サッカーでも同じですよね。
あと、最近、高い姿勢からのタックルも、危険なタックルとして厳しく反則を取られるようになったそうです。頭や顔らへんに肩当たったら危ないもんね。フランスの主将が顎骨折してましたよね。聞くだけで痛い。
スローフォワード
持ってるボールを、自分より前にいる味方選手に放ったらダメ。
だから、ボールを先頭に、斜め後ろに向かって並んでいるんです。
ワールドカップともなると、事故的なものはあっても、あんまり見ないかもですね。
前に蹴るのはいいけど、味方は蹴った後ろからダッシュして取りに行かなきゃです。
ノックオン
受け取ろうとしてボールを前に落としたらダメ。よく発生します。反則というか、失敗ってかんじですかねぇ。ほぼ、「ノッコン」と聞こえます。
走りながら斜め後ろにパスして受け取る側は走りながら受け取るし、ぼえーんと高く上がったボールを取るのも、一人だったらともかく相手も取りに来ますし、ああいうなんともいえん形のボールですから、しっかり取るの難しそうです。
オフサイド
わらわらなっているときに後ろ(味方陣側)からでなく、前(敵陣側)からボールに関わりに行ってしまうとダメ。みたいなかんじ。
ノットリリースザボール
倒れたらボールを離さなきゃなんだけど、離さ(離せ)なかったとき、ピピー。
だいたいこのぐらいで、あとは試合に身を任せていればわかってきます。ボールをフィールド外に出しちゃったら、基本的には相手のボールになりますが、反則があってキックしたときはもっかい自分側のボールになったり、ちょっとサッカーと違うところもありますが、そのへんはおいおいです。
あ、そうだ、得点。
■どうやったら点が入るの?
トライ(5点)
敵陣のポールが立っているとこのラインの向こう(インゴールエリア)にボールを置くと5点。走ってってラインを超えるだけではダメで、ボールを置かなきゃです。
この、トライを取りに行く様がすごいんですよね。倒れても倒れても突っ込むのも、パスしてパスして走り抜けるのも、ちょっと蹴ってもっかい取って叩き込むのも、どれもすごいです。
コンバージョンキック(2点)
トライが決まったら、キックできます。トライした場所の延長線上からなので、真中付近でトライできるほうがハッピー。キックして、ポールの間を通すと2点。このときのキッカーのルーティンを見るのも楽しい。
ペナルティゴール(3点)
反則されると、ゴールを狙えます。どの反則かはまだ覚えていない。重めのやつです。ショットを選択、とか言ってますね。
あと、ドロップゴール(3点)というのもあります。日本チームでは、レメキくんが決めていました。一回その場に落としてから蹴って、ポールの間通すんですね。試合中にやで。すごいよね。
ほか、ペナルティトライ(認定トライ)ってのもありますけど、頻繁ではないぽいです。
まあ、私はこれとあとちょっとぐらいしかルールのことはわかってないです。正しい理解かも不明なので、きちんとしたところのを探してみてください。楽しむ上ではこのぐらいで十分だし、修正・追加していけば良いと思っています。
テレビで見ていると、ルールのちょっとした説明が出てくるので助けになります。
ちなみに、私の推しは、フルネームが大学の略称みたいで思わず二度見してしまい、ナイツの一方に似ていることで有名(?)な、流くんですた。
それから、周囲にラグビーのこと聞いてみたとき、日本チームっていっても海外ルーツの人がたくさんって言う人もいました。だから良いとか悪いとか、とまでは言っていなかったけど、たしかに、どういう決まりになってんのかなってなってもおかしくないでしょう…。はっきり言って、やっぱり日本人は体が小さいし、ラグビーでは不利なんだろうなって見た目でわかる。ほかにアジアのチーム出てないしね(サッカーと違って、オーストラリアとかニュージーランドとかは「オセアニア」枠。強いから)。サッカーでは、アルゼンチン選手もそんなに大きくないって言われていたけど、ラグビー選手はやっぱりデカかったです。
私自身は、どこから来た人でも、規定に沿っていて(まー、この規定が妥当かどうかは、みんなラグビーがよくなるように考えているんでしょう)、ご本人が日本代表チームで出ようと思っているんだったらそれでいいじゃんて思うわけですが、受け入れ側の組織は、「日本が強くなったらいい」だけでなくて、ちゃんと選手が気持ちよくプレーできるように、ラグビーって競技が「ええな」てなるように、フォローしないといけないとも思います。日本生まれ日本育ちの選手も含め、それぞれにそれぞれのバックグラウンドがあるから一括りでは言えないけども、どの選手にもいろいろ苦労や葛藤があるでしょう。しなくてもいい苦労は減ってほしいと思います。