みそかす日記

映画とか本とか美術館とか飲み屋とか。日々のけだるげな記録

不倫しようにも旦那がいない

乙武さんが不倫、というのはちょっと意外な感じだった。すごい好青年だと思っていたからだが、ということは私の中には好青年は不倫しない(してほしくない)という思いがあるのだろうか。というか、何故彼を好青年だと思っていたのか。よくわからないが、とにかくなんかイメージと違った。
乙武さんが不倫したって私にはなんの関係もなく、1ミリの被害もない。勝手に描いていた幻想が崩れたけれど、崩れて惜しい幻想でもない。
でもまあ、不倫相手と旅行するとき、男性も連れて偽装工作していたらしいということは、それはつまり嫁にバレたくないということで、家族は保ちつつ綺麗な姉ちゃんとも遊びたい、とそれはちょっと虫が良すぎるんじゃないですか。
ところで奥さんのコメント、なんか怖いと思ったのは私だけなのか? この圧倒的な「妻」感。政治家の妻ってお役目務めてる感。
なお、不倫をすると、男性の方から言いよってきた場合でも、訴えられて賠償金払う羽目になるのは「愛人」の女性。ま、嫁が旦那から金取っても一応家族だし意味ないし仕方ない。
あまりにも理不尽。
と思って既婚男性からのアプローチを断ったことがあります。
向こうは奧さんと別れたい、そのときは子どもの面倒みてくれるか、なんて言っていてほだされかけましたが、実のところ当然別れる気なんてないわけで、馬鹿にするにもほどがある。今考えると自分のおめでたさ加減に反吐が出そうですが、そんな彼とも今はそれなりに良い友達で、まあ良かったかなと思ってます。許してないけどな。
世間体云々もありますが、仮に誰も何も言わなかったとしても不倫して大して良いことはないんじゃないかと思うので、若い女性はどうか騙されませんように。
むかしこんな本を読んで、苦しむっていうか勝手なだけだよね、と思った若い日の思い出。