イグノーベル賞って発想が好き
毎年イグノーベル賞に注目しています。
なんだかんだいってノーベル賞って政治でしょという気がします。違ってたらごめんなさいね。ボブ・ディランには蹴っ飛ばしてほしかったけど、まぁそんなにひねくれなくてもいいか。
で、イグノーベル賞です。
今年も日本から受賞者が出たということで、すばらしい。
今回もすごいですね。トリカヘチャタテってなんという地味な虫。洞窟に住んでるって…。
世界中の辞書が時代遅れになった、というメッセージもインパクトある!かつ笑ちょっと笑える。
どうやって世界中の研究を調べているんだろう。
応募や推薦するシステムなのかな?
賞金10兆ジンバブエドルっていうのがまたすごい。1円以下だそうです。
仕事柄、大学の先生方と話することがありますが、多くの先生方はアホみたいに忙しいのに金が降りにくいという厳しい研究環境のなかで、本当によくがんばっていらっしゃると思うんですよ。がんばってなかったり学生いじめたり不正したりとんでもない人もいるみたいだけど。
不正は取り締まるべきですが、そのしわ寄せで普通にやってる人たちの事務作業が増える(しかもあんまり関係ない。なぜなら書類なんていくらでも捏造できるから)のはどこの業界も一緒で納得いかないなぁ。
お国は軍事とかお金になりそうなところ以外は研究予算を絞りたいみたいですが、そりゃむちゃな話です。ぱーっと成果を発表する人のうしろに、地道に地味に素材を作ってる人がいるんだなぁってこの仕事を始めて知った。
大学のレベルが下がってるみたいなこと言われてますけど、こんなにユニークな研究をしてしかも成果を出している方々がいるのにはちょっと感動します。
微力ながらがんばって税金納めるから、研究者のみなさん、研究がんばってください。
これ、読んだ。人類を救うかどうかよくわからなかったけど、イグノーベル賞の授賞式の様子が書いてあっておもしろかったです。