「怖い絵」展に行ってきました
日曜日、怖い絵展に行ってきました。
もうすぐ終わりとあってか、ものすごい人。一時間待ちだった。
絵のタイトルと別に、解説についている見出しが面白かったです。「飽食のセイレーン」なら「ごちそうさま」とか。ところどころ中野京子さんの解説もあって、空いてさえいればもっとゆっくり見回れたのに…と残念。久々に人を見に行ったようなものでした。
工夫はいろいろあるし、いろんなところからがんばって集めてきたんだろうなぁ、成功して良かったなと思いはすれど、ちょっと人多すぎ。
人酔いする方や、いらちな方は平日に行かれるのが良いかと思います。
人垣でよく見えなかったものも多かった(単に並ぶ根性がないだけかも…)ですが、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」は大きな絵でよく見えました。「キルケ」は小さくて、でも人がすごくて、ほとんど見えなかったです。
モローが来てたみたいですが、見逃した。
ムンクは気持ち悪いですね!こんなに不安な気持ちにさせる絵、すごい。びっくりした。
そして、今回どうしても見たかった「飽食のセイレーン」は近くでまじまじと見てきました。
同じ画家の、「彼女」も印象的でした。
怖いというか、気持ち悪っ!てかんじで。
「飽食のセイレーン」は、「未来のイヴ」の表紙になっていたのを見て知りました。
今回ようやく絵の名前を知り、本物を見られた。
怖いね。
セイレーンなので、ものすごく昔の、まぁ神話や伝説の世界の話なのですが、妙にモダンで、「未来のイヴ」のタイトルのせいか、機械仕掛けのようにも見えて、とても不思議に思っていました。
後ろの空のブルーは綺麗ですが、海にはなんか恐ろしげなものが…。
とりあえず、これが見られたので良しとする。
↓やじるしはモッサの公式サイトなのだそう。
仮想株式とかよくわからないのは小学生と一緒ですが
ぬか漬けのかめ
もうなにもかもがどうでもよくなり、ぬか漬け用のかめを買うことにしました。
ヨドバシをうろついたがなかった。
というわけで、通販で買った。
いつ着くか知らないけど、来たらすぐ漬けようと思う。
今はタッパーを使っているが、深さが足らず、混ぜようとするとぬかがぼろぼろこぼれる。
余計に情けなくなる。
もっと深いのを買った。
プラスチックでもなくガラスでもなくホーローでもなく、かめにした。いろいろ見たが、かめ。それ以外考えられなくなった。ほかのは目に入らなくなった。絶対かめに漬けるんじゃ。その強い思いを胸に抱いてボタンを押した。
ろくにごはんも炊かない家で、シュールなかんじのオブジェになると思う。
ええなあ南部鉄。
岩手行ったら探そう。
そんでナス漬けてやる。
拝啓 マーフィーさま
やりたくないことばかりが次々に見つかるときはどうしたらいいですか。
消去法だと自分が消え去りそうです。
なにゆえ人は、しんどい時に限って話しかけられたりお出かけに誘われたりするのでしょう。
実際には頻度は同じで、しんどくないときは気づかないだけなのでしょうか。
自分のペースでやりたいときに急かされると、たちまちやる気が失せてしまいます。
相手はまったく悪くありません。
だからいっそう激しくやる気が減退します。
断るだけでなぜこれだけ気力を振り絞らなければならないのでしょう。
相手に気をつかうというより、ただ単に断るという行為自体が疲れるのです。
しかし返事をしないと余計に面倒なことになり、はっきり言っても面倒なことになるので、興味がないと言外にいって断りました。
はやくワンダーウーマンを見に行きたいのですが、まずはバーホーベン監督のELLEに飛び付かなければ。さもないとロボコップのテーマが脳内を流れ続けてしまう。
たすけてマーフィーーー。
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夏の映画ってなんだろ
夏休みの終わりらへんになると、テレビでジブリ映画が流れていた気がする。ラピュタが好きなのです。
今はテレビがないからわからない。
夏と言えばホラーかなと思うのですが、今夏は見てないなぁ。
モールスは夏に見たと思う。
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このお方はクロエ・グレース・モレッツさんです。
はい、キック・アスの。
少年が不思議な女の子と出会うのですが、周りで猟奇的な事件が起こってなんとか。
あんまり覚えてなかったりしますが、なんかひんやりした感じの作品だったと思います。
原題はLet Me In
いきなりネタバレですが、吸血鬼の話なのね。
吸血鬼は、招かれないと他人のおうちには入れない。
で、少年君に本当なのよと示すために部屋に踏み込んでだらだら血を流し始めるクロエちゃん。ぎゃあああヤメテーーー。のシーンはよく覚えてます。
わりとはっきりしっかりしたホラーだった。
これは、ぼくのエリという北欧映画のリメイク。
こちらのほうも評価は高いです。まだ見てないけど。
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でも、私にとって夏の作品といえば、本当は火垂るの墓です。
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映画 ベイビードライバー
ベイビードライバーを見ました。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやキングスマンが好きなら、とどこかで読んで、はいスキスキーと思って。
オープニングのカーチェイスがすごい楽しかった。
ベイビーが童顔にサングラスかけてるのが可愛いし、デボラも可愛い。
ずーっと鳴りっぱなしの音楽(ベイビーが聴いてる音楽)と、それにリンクするドアの開くタイミング、発砲や爆発のタイミング、歩調からなにからすごく楽しかった。緊迫している場面でもちゃんとリンクしていて、余計に緊張が高まるという…。
で、前半はスカッと楽しかったです。カメラの動きが激しくて若干酔いそうでしたが、まあなんとか。
後半はけっこう複雑な思いでみていました。ずっとハラハラしていました。
ボーイミーツガールの、ベイビーが立ち直り大人になる話で、いわゆるヒーロームービーやケイパーものとは違っているかもですが、納得できるラストだった。
それにしてもバッツが怖いし、バディもほとんどホラーだよ…。ドクの存在感もさすがだし、このへんは役者がすばらしかったです。
洋楽はほとんど知らない私ですが、音楽も楽しめました。
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油断してたらうちにも牛乳石鹸があった。
牛乳石鹸のCMがえらいことなってると聞いたので、見てみた。
https://youtu.be/CkYHlvzW3IM
CMって、一応は商品を買ってもらうことを目的に作るんじゃないかと思うのですが、これ見て買いたくなるの??
🎵牛乳石鹸よい石鹸~じゃダメなんですか。
あと、これ、がんばるお父さんを本当に応援してるんかな。応援された~ってお父さんがたくんいるなら、まぁそれはそれでいいのかなとも思いますけど。
お父さんの葛藤を表したいんだろうな、ということはわかりました。
自分のお父さんのように、ちゃんと親父してるかなって心配なんだよね?多分。
でもさ。
「時代に流され唯々諾々と『マイホームパパ』やってますが、これでいいのかな」と悩んでいるのは理解できるとして、「え?子どもかわいくないの?あんたが帰ってきてお風呂上がるまで待ってるような子だよ?」ってまず思った。いや、かわいくないならそれでいいけどさ。
ここで気になるのが、「正しいのか」という表現。こういう価値表現はそぐわないと思う。
このまま受け取ると、マイホームパパは「正しくない」と言ってるようにみえる。
でも結論は、洗い流そ、でむかしの頑固親父に俺はなる、みたいな決意があるわけでもない。
ケーキもプレゼントも買って帰ってる。
しかも、このお父さん、ちょっと子どもっぽいというか、なんかふてくされてるみたいに見える。
部下はたしかに叱られてたけど、このお父さんは部下に泣きつかれたわけでもなさそうだし、部下は死にそうに落ち込んでるわけでもなし、明日でいいんじゃないの、という気がした。
真剣に話聞きたいんだったら、スマホしまっとけば?とかいろいろ思う笑
ともかく、息子の誕生日をあえてすっぽかすことで「父親らしさ」を表現しようとしてるように見えてしまった。
その口実が仕事(部下)。
仕事と家庭の板挟みになっているのではなくて、あるべき父親像と現実のギャップが問題なわけですね、このお父さんにとって。
仕事のために家族との時間が犠牲になってしまう、という葛藤とは次元が違うと思います。
しかも「あるべき」父親像が若干古い。
昭和の親父(このお父さんからすると、1.5~2世代前じゃないか)賛美ならそれでもいいんですけど、実現は今の時代では当時よりさらに負担だと思うよ…。
どことなく、強い奥さんに対する批判が透けてるのもシャクにさわるんじゃないかと思うんですが、どうでしょう。
奥さんの描き方もかなり適当な気がするし。
あとね、個人的には、かなり暮らしが良さそうなのがちょっとイラッときたね。飲み終わっても子ども起きてるような時間に帰れて、しかも家すごいキレイ。牛乳石鹸使ってねえだろ、サボンドマルセイユだろって。なにが不満やねん?って笑
結論としては、
このモヤモヤ石鹸で洗い流せるかい!
と思わせちゃったらダメだよねってことかな。
メッセージそのもの(がんばるお父さんを応援する云々とCM外のところに書いてある)は良いと思うのですが、表現が難解というか、かなり好意的に考えないとわかりにくいなぁと思ったのでした。
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